ブレーカーが落ちた!原因と対処法は?

 

落ちたブレーカーが上がらないのはブレーカー自体の故障も!?放置は火災の元に。

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【お困りごと】

「バチッ」と音がしたと思ったら真っ暗に。一瞬「停電?」と疑うもどうも電気がつかないのは我が家だけ。

となるとまず疑うのは「ブレーカーが落ちた」ことですよね。

暗闇のなかをブレーカーの場所までたどり着くのも一苦労です。でもブレーカーをあげてすぐに電気が復旧すればまだいい方で、「テレビと冷蔵庫を使っているぐらいなのに、ブレーカーが上がらない」「上げてもまたすぐにブレーカーが落ちる」という事態に、困り果てたという経験のある人もいらっしゃるのではないでしょうか。

家の一部の電気がつかないのならまだしも、家中のすべての電気がつかないとなると大変です。特にオール電化のお宅ならなおさらですよね。

また、繰り返し落ちるブレーカーに「いつものことだから」と何の対処もせずにそのまま放置してしまうと、最悪火災につながる危険性もあるのです。

そうなってから慌てなくてすむように、ブレーカーが落ちる原因と対処法をご紹介します。

【原因と対処法】 

 

ブレーカーが落ちることの原因はおもに4つ考えられます。

また原因によってそれぞれ落ちるブレーカーが異なり、対応策も異なりますので注意が必要です。

①一度に使用した電気量が多かった。→【アンペアブレーカー】が落ちる。

②ある一定の回路での電気の使用量が多かった。→【安全ブレーカー】が落ちる。

③家のどこかで漏電が起きている。→【漏電ブレーカー】が落ちる。

④ブレーカー自体が故障した。

 

①は、消費電力の多い家電製品などを同時に使い過ぎることによって電力会社と契約していたアンペア数を超えてしまい、電気の流れが遮断(アンペアブレーカーが落ちる)されてしまうことを指しています。

そのため家全体が停電しますが、同時に使用する電化製品を減らすことで大抵は復旧します。

ただし、あまりにしばしばブレーカーが落ちてしまうようなら日々の生活に支障をきたしてしまいます。契約アンペア数を上げるという対策をとることも1つの方法です。

また、古い家電製品は省エネ対応しておらず、予想以上に電力を消費している場合があります。

特に冷蔵庫や照明機器、エアコンなど日々使用する家電は家庭での消費電力の割合も高いもの。これを機会に買い替えを検討してみるのも良いと思います。

 

②は①と同じように、消費電力の多い家電製品を同時に使ったことによって起こりますが、同じ回路の電力消費のみが多かった場合となるので、家の一部が停電となります。

ブレーカーを見ると、一部の配線用ブレーカー(安全ブレーカー)が落ちていることが分かると思います。

よくある事例としては、調理中にキッチンで電子レンジと電子ジャーを同時に使用した場合や、冬場に家族や友人たちと一緒に鉄板焼きを楽しもうとしてホットプレートをつけたらエアコンの暖房と重なりブレーカーが落ちた、などというケースです。

回路の容量は限られているので、家電によって使用する回路のコンセントを振り分けるか、使用する時間帯をずらす、また回線を新たに増やすなどの対策が必要になるでしょう。

また、どのブレーカーがどの場所の回線なのか目印をつけておくと、いざというときに分かりやすく、安心です。

 

「うちってどれだけのアンペア数で契約しているんだっけ?」という方は、ブレーカーが取り付けられている分電盤を確認してみましょう。アンペアブレーカーに表示された色や数字で確認することができます。また、電力会社から送られてくる毎月の使用量・電気料金がわかるお知らせ等でも確認することができます。

 

③の状態の場合は、安全のためにもまずは家のなかのどこで漏電が起きているのを知る必要があります。

手順は以下のとおりです。

  • アンペアブレーカーのスイッチが「入」になっていることを確認してください。
  • 次に配線用の各ブレーカー(安全ブレーカー)のスイッチを「切」にしてください。
  • 落ちていた漏電ブレーカーを「入」にします。その後、配線用ブレーカーを1つずつ「入」にしていきます。
  • いずれかの配線用ブレーカーを入れたときに漏電ブレーカーが落ちたら、その回路に漏電の可能性があるということになります。

 

問題のある回線がわかったら、すべての配線用ブレーカーを一旦「切」にし、再度漏電ブレーカーを「入」にします。そして問題のある回線の配線用ブレーカーは「切」のまま、その他の配線用ブレーカーを1つずつ「入」にします。

これで漏電している回路以外の電気はつくはずですので、朝まで暗闇で過ごす状態からは免れることができます。しかし、大事なことはすぐに電気工事の専門業者に点検・修理を依頼することです。

電気がついたからと安心してそのままにしておくと、うっかり漏電している場所があることを忘れ火災につながる恐れもあるからです。

 

「いつもと同じ家電しか使っていないのにどうやってもブレーカーが上がらない」「漏電している回線はわかったけれど、一体何が原因かまではわからない」という場合には、④のようにブレーカー自体が故障していたということもあります。

また、使用中の機器の故障、コードやコンセントの老朽化による傷み・汚れが原因ということも考えられます。実際に、延長コードのコンセントの入り口に埃がたまっていたことによって漏電の原因となるケースもあるようです。

ただそうなるとなかなか素人目で原因を探るのは難しいので、専門業者へ相談することをおすすめします。

【おたすけ】

当社は電気・ブレーカーにまつわる様々なお困りごとを解決するサービスを展開しています。

・ブレーカーが上げられない・上がってもすぐにまた落ちてしまう

  • ブレーカーが落ちる原因を調べてほしい
  • ブレーカーが故障してしまったかもしれないので見て欲しい

・電気の容量を大きくしたい

など、電気やブレーカーのことでお困りのことがあればなんでもお気軽にご相談ください。

電気がつかないと生活に不便なばかりか非常に不安なものです。

専門知識・技術を持つスタッフが急な電気の困った!にスピーディーに対応いたしますのでぜひご連絡ください。

また、事前にお見積もりをご提示いたしますので、料金の上でもご納得いただいた上で安心してお任せいただけます。

もちろん、完了後のアフターフォローも丁寧におこなっており、お客様から信頼をいただいております。

 

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