解消しよう!水漏れ・異臭・騒音などのエアコントラブル

エアコンの3大トラブルは「水漏れ」「異臭」「騒音」

エアコン1

うだるような夏の暑い日も、凍えるような冬の寒い日も大活躍のエアコン。ただ、そんな部屋の温度を調節してくれる大事な家電が「動かない」「電源が入らない」といったトラブルに見舞われたとしたら、本当に大変なことです。故障が原因の場合は業者に連絡して修理を依頼することになりますが、エアコンには故障以外にも困ったトラブルがいくつか存在します。

その中でも代表的なものが「水漏れ」「異臭」「騒音」の3つです。動かないわけではないものの生活に支障を来したり、近所迷惑になったりする場合もあるため、できれば即座に解決したいトラブルです。そこで今回のコラムではこの3つのトラブルが起きる原因と解消法についてご説明します。

水漏れの主な原因は排水ホースの詰まり

エアコンのトラブルとして「水漏れ」「異臭」「騒音」などがよく挙げられますが、これらのほとんどは暖房ではなく冷房使用時に起こるトラブルです。実は冷房の運転時にエアコンは、室内機内部の蒸発器(アルミのフィン)が低温になり、水滴が付着します。これが水漏れを起こしたり、埃や汚れと反応して異臭を起こしたりする原因となります。もちろん暖房使用時にもトラブルはありますが、水漏れや異臭に関してはほとんどが冷房使用時に発生するのです。

水漏れの主な原因は空調機器のドレンパンやドレンホースの詰まりです。そのため、水漏れを発見したらドレンホースに異物が詰まっていないかをまず確認してください。また、屋外に設置している配管パイプから水が浸入することによって水漏れが発生するケースもあります。

 

異物を見つけたら速やかに取り出せば、水漏れはほぼ収まります。しかし、それでも水漏れが止まらない、もしくは異物を確認できないという場合は取り付け時のミスによる可能性もありますので専門の業者に修理依頼するのが最善策といえるでしょう。

 

異臭の主な原因はエアコンの内部汚れ

エアコンをつけた時に異臭がするのも非常に多いトラブルの1つです。上述したように異臭は冷房時に発生する水と埃が反応することで生じます。悪臭の中でももっとも多いのがカビ臭です。これはカビが水と安定した室温の場所を好む性質があることと深い関係があります。冷房使用時期のエアコン内部はカビの繁殖する環境としてはとても適しています。

 

カビの他に多いのがタバコ臭です。エアコンは室内の空気を吸って、吹き出しますので、その中でタバコを吸えば当然、そのタバコ臭も吸い込み吐き出すことになります。

 

これらの悪臭を解消する方法は、基本的にはフィルターや内部の定期的な掃除しかありません。特に冷房を使い出す前には必ずしっかりと掃除を行いましょう。それでもどうしても悪臭が取れない場合が専門のクリーニング業者に依頼してください。

 

騒音の原因はエアコン本体や室外機の汚れとモーターの異常

エアコンの騒音の原因は大きく2つあります。1つはエアコン本体の汚れやモーターの異常。そしてもう1つが室外機の汚れやモーターやコンプレッサの異常です。

 

騒音に関しては冷房、暖房あまり関係なくいつでも起こる可能性があります。確認する際はまずはエアコン本体のフィルターや室外機の背面の汚れていないかを見てください。万が一汚れている場合は、きれいにしましょう。

 

それでも騒音が収まらない場合はモーターやコンプレッサの異常である可能性もありますので、やはり専門の業者に修理を依頼するのがベストだといえます。暑さや寒さが厳しい日は毎日のように使用するエアコン。それだけに定期的に掃除したり、専門家の点検を受けたりすることが長く使用できるコツといえるでしょう。

 

是非、お気軽にお問い合わせください。

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