自動火災報知設備交換工事 台東区
台東区某所の自動火災報知設備の交換工事を行いました。
ホーチキ製自動試験機能付P型1級受信機への交換と、感知器、総合盤などの交換工事一式工事です。
●自動火災報知設備受信機交換
古い自動火災報知設備
自動火災報知設備の寿命は約15~20年です。
内部はホコリが蓄積し、ご動作の原因となります。
新しい自動火災報知設備
ホーチキのHAV-AAW15 P型1級受信機(蓄積式)に交換しました。
新しい自動火災報知設備の内部写真です。下側に見えるのが予備電源です。停電時にも警報がなるように必ずバッテリーが搭載されています。バッテリーは4~6年で交換します。
写真ではテストを行っているため、火災のランプが点灯しています。
感知器の交換
古い感知器
熱感知器の寿命は約15年です(半導体式は10年)。古すぎると、ご動作の原因となったり、実際の火災時に作動しなかったりする可能性もあります。
新しい感知器
新しい熱感知器です。熱を加え正しく動作するかテスト行っています。
発信機(総合盤)交換工事
古い発信機・ペル・表示灯(総合盤)
交換前の総合盤です。発信機、ベル、表示灯が一体となっています。また、検査のための電話を接続する端子もあります。
総合盤内部です。コチラも非常にホコリが溜まっており、これ自体が火災の原因となりかねません。
新しい総合盤
ベル、表示灯、発信機を交換しました。
電話を接続し通話テストを行います。
煙感知器交換工事
光電式スポット型感知器(煙感知器)を設置し、テスト行います。
消防署立会検査
後日、消防署の立会検査を行いました。
受信機内部のチェック
総合盤のチェック
自動火災報知設備のリニューアルは、早めにおこないましょう。2020年のオリンピックイヤーはリニューアル工事が立て込んでスケジュールが取れない場合もございます。