マンション非常灯バッテリー交換作業 埼玉県
マンション一棟分の非常灯交換を行いました。
各フロアの共用部にある非常灯で、古い器具ですが、今回はバッテリー交換にて対応することになりました。
非常灯バッテリー交換前
点検紐をひくと、バッテリーに切り替わり灯具が点灯するはずですが、点検紐を引いても点灯しません。
非常灯バッテリー交換中
下が、交換前の古いバッテリーです。上が新品のバッテリーです。
バッテリー交換作業中です。非常灯の形状やメーカーによって交換方法が異なりますが、基本的には、ドライバーなどの工具を使用せずに交換できるように作られている場合が多いです。
非常灯バッテリー交換後
バッテリー交換後、点検紐を引くと、灯具が点灯しました。交換したバッテリーは、50%程度の充電量です。2日ほど器具に付けていると自然に満充電されます。(トルクル充電といって少しづつ充電する仕組みになっています)
階段通路誘導灯のバッテリー交換前
前
ベースライト型の非常灯蛍光灯です。紐を引いても点灯しません。
非常階段などに設置される非常灯は「階段通路誘導灯」という名称になります。
階段通路誘導灯のバッテリー交換作業
ベースライト型の非常灯の場合、蛍光灯を外し、カバーを取ることで、バッテリー交換できます。
階段通路誘導灯のバッテリー交換後
バッテリー交換で、点灯するようになりました。
その他非常灯交換
灯具自体がかなりの経年劣化が見られます。
バッテリー比較です。左が交換前バッテリー、右が交換後バッテリーです。
点灯するようになりました。
バッテリー交換でも、対応することは可能です。
ただし、下記ご注意ください。
・器具の寿命は10~15年程度です。古い器具は基盤などが焼けてショートし、発火の原因となる場合があります。
・バッテリーの充電機能が劣化し、機能しなくなる場合があります。バッテリー交換直後は充電されたバッテリーに取り替えているので点検紐で点灯しますが、数日後、紐を引いても点灯しなくなるケースがあります。この場合、器具の充電機能に不具合があると考えられます。この場合は、器具交換となります。(修理するよりも買ったほうが安い)
以上、どうぞよろしくお願い致します